FAQ一覧

Q.危険物分類について教えてください。

A.切削油剤では消防法に規定されている第4類(引火性液体)について下表のとおりになります。

品名 規格・性状 性質 指定数量
特殊引火物 発火点100℃以下、
または引火点-20℃以下で沸点40℃以下
  50L
第一石油類 引火点21℃未満 非水溶性液体
水溶性液体
200L
400L
アルコール類 1分子中の炭素の原子数が1~3個までの
飽和一価のアルコール (変性アルコール含む)
  400L
第二石油類 引火点21℃以上70℃未満 非水溶性液体
水溶性液体
1000L
2000L
第三石油類 引火点70℃以上200℃未満 非水溶性液体
水溶性液体
2000L
4000L
第四石油類 引火点200℃以上250℃未満  
 
6000L
動植物油類 動物の脂肉等、または植物の種子や果肉から
抽出した物質
  10000L

指定可燃物:引火点250℃以上

Q.不水溶性に書いてある活性度とは何?

A.JIS K2513:2000の石油製品による判定にある銅板(C1100)腐食試験方法(100℃、1時間半浸漬)に基づいた判定です。

変色番号 変色の程度 変色の状態
磨きたての銅板
銅板腐食標準には、磨きたての銅板の面を示してあるが、
全く腐食性のない試料によっても試験後には、この状態は得られない

わずかに変色
薄いだいだい色(磨きたての銅板とほとんど同じ色)
濃いだいだい色

中程度に変色
ピンク色
紫色がかった薄いピンク色
だいだい色の上に濃いピンク色、紫色がかった青色などの多色模様
薄い金色がかった銀色
黄銅色 または金色

濃く変色
黄銅色の上に赤茶色の模様
赤と緑を伴った多色模様(くじゃく模様)

腐食
生地が見える程度の緑がかった青紫色 または黒色
黒鉛ようの黒色 または光沢のない黒色
光沢のある黒色

Q.液更新時に注意することはありますか?

A.不水溶性からの切り替え時は配管の残り分が最初に吐出されることがあります。共洗いをお勧めします。

  また、水溶性の場合は前日に防腐剤等を投与して、配管の中のスラッジ、カビ等を洗い流す事が、必要です。

  詳しくはハンドブックを参照して下さい。

  不明な点は、弊社営業、代理店までお問い合わせください。